春が来た!

 ようやく春が来たって感じですね。今冬日本列島は長い長い寒い寒い冬でしたね。関東地方では2月の大雪2回と3月20日頃の寒の戻りと、毎日ます天気・気候の話から始まるニュース番組が多かったように思います。もう雪と寒さはこりごり!という方も多いのではないでしょうか?しかし春が来た!と思った途端、花粉症でボロボロの方もいらっしゃるでしょう。PM2.5で霞のように曇っていたり、ノドンが飛ばされたり、マレーシア航空機が行方不明になったり、と天空の状況がやや忙しいこの春です。
 音楽家O氏の障害者偽装やリケジョO女史の論文疑惑といった事件が続き、袴田事件の再審請求が決定しました。「偽り」というキーワードが浮かびました。
 クラシック音楽に疎い私は、O氏のことは全く存じ上げておりませんでしたが、疑惑が浮上してからテレビ画面で見たO氏の壁に自分の後頭部を打ち付けるシーンを見ただけで、何らかの人格障害がありそうな人だと推察しました。
 またO女子に関しては、私も医者の最初は内科で脳科学の実験・研究をしていて、論文・学会発表といった仕事に日夜追われていた時期があるので、少なからず興味を持って見ていました。何日も徹夜に近く実験・研究を重ねてもなかなか思ったような結果が出ず、マイナスデータの発表で終えた次第です。従って、31歳でネイチャーに論文が掲載させるなんて有り得るとしたら何とラッキーな!と驚いたのですが、でもなぜ、一流の科学的研究者が実験している様子をズームアップしてカメラに撮らせるんだろう?しかもいくら若いとはいえ、寝る時間も惜しんで形振り構わず日夜実験に没頭していたはずなのに、今エステに行ってきばかりで、今美容院でヘアメイクしてきました!と言わんばかりの綺麗なお顔と今は珍しき白の割烹着でカメラに露出するんだろう?と不思議に思いました。あの映像はスタップ細胞という世紀の大発見を報道するというより、O女史の美しき容貌を強調して何か演技的でショービジネス的な匂いを感じ怪訝に思いました。それは誰の意図なのか?本人か、理研か?
 徐々に研究界の異常な構造が報道されるようになってきましたが、科学的研究の最先端というのは、昔から皆我先に!と発見・発表のスピード競争に焦らされ、キナ臭い話が横行しているようです。多額の研究費を国からもらうためや名誉欲のために、本来の研究目的が歪められていくのです。しかし果たして科学や医学が進歩することは全て手放しで喜べることでしょうか?もちろん病気の人には良いことですが、それはあくまでも正しく使われた場合であって、物事には必ず裏の反面があり、それを悪用する輩が出てくれば、人類にとってまた地球にとって脅威となるのではないでしょうか。人間が長生きしすぎることや、O女史が会見で言っていたように「夢の若返り」が可能になることが全て良いことでしょうか?今よりさらに長寿社会になって人間が溢れかえったら、それを支える世代は国力を増してもっと頑張らなくてはいけません。女性がいつまでも老いず欲の強い美人のおばあちゃんばかりになってしまったら?私は、自分に手を加えずに天寿を全うし、可愛い梅干しばあちゃんになりたいと思っているのですが…。
 「偽り」というのは、人間が欲を満たしたいがために、少しの「魔」を許してしまった結果大きくなったものでしょう。いづれにしても、欲を減らして生きることが生きやすくするコツだと常々思っている私です。
2014年4月

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